おしながき

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1999年12月25日

昨日12月24日の朝日新聞の社会面に嫌な記事が載っていました
食糧庁によるカドミウム汚染米の全国調査の一環として宮城県が実施した1997年の検査で、3箇所から基準を超える汚染米が検出されたにもかかわらず、食糧庁は同県からの報告を無視して全国調査の集計からはずしていたそうです
なんでそんなに馬鹿なんでしょうか、ここ2〜3年の神奈川県警や原子力関係のニュースを見ていれば、隠したメリットなど、ばれた時のデメリットに比べれば何てことないと思うんですが
中央の官庁に入る人はエリートだと思うんですけど、エリートならエリートらしくしっかりして欲しいものです

同じ朝日新聞の経済面には「棚田を救え!!」という記事で棚田のオーナー制度でオーナーが一万人以上いるという話もありました
同じ農業といっても、ここいらへんのきちんと区画整理されて、大きいたんぼは6反も7反もあるところと、機械が使えず1畝とか2畝で作る「棚田」ではまるっきり違うものでしょうからよくわかりませんが、一市民として喜ばしいことだと思います
千葉県では鴨川市で「大山千枚田保存会」というところが来春からオーナー制度を始めるそうです

良いことも悪いこともありますが、皆さん来年も頑張っていきましょう

I wish you a Merry Christmas

↑農家のホームページには似合いませんね


1999年12月17日

農家というのは同じ地域の人と顔を合わせることが多いんですが、意外と他の家の仕事はわからないもので、とくに米農家は我家が忙しい時には他の家も忙しいので、よその仕事を見ることがありません
お米関係のHPを見たり、たまに他の農家の話を聞くと、仕事のやり方も、考え方もけっこう違うので面白いです
「種まき」、「育苗」、「代かき」、「田植え」、「除草」、「水管理」、「追肥」、「稲刈り」、「調整」、「販売」それぞれに各家のやり方があって、話を聞くと「えっそんなのあり!」とか「なんでそんなめんどくさいことを」とか、、、
これが考え方になるともう面白いを通り越して不思議です
こだわって、こだわって有機無農薬に行く人もいれば、私のように無農薬はどうかなぁと思う人もいるし、聞いた話ではせっかく作ったお米を自分のこずかいが欲しいからと、農協出荷の半値で米屋に売ってしまう人もいるそうだし、我家のような米専門のところと野菜もやっているところではまたお米作りのスタンスが違うし、ほんとうにいろいろなんですけど
不思議なことに作り方も含めてだいたいみんな自分は「ふつう」だと思っているんですよねぇ

「ふつう」ってなんだろう


1999年12月8日

またやられました、泥棒です。
我家のコイン精米所はちょうど良く目だって人通りの少ないところにあるせいか、よく泥棒の被害に遭います
今まで2人ほど捕まえていますが、忘れたころにまたやられるんですよねえ
だいたい夜集金して夜中にやられてます、1回昼間にやられたので昼夜2回集金にしましたけど
集金は毎日しているので盗られても何百円かなんですが機械を壊されるのが痛いです。
なんとかなりませんかねえ、泥棒捕まえるのも嫌なものだし、とりあえず警察に突き出しますけど捕まえても800円じゃなぁ、後で身内とか社長とかあやまりに来るのもうっとおしいです。

泥棒する人、800円で人生捨てないで下さい、たのむから

捨てるって大げさかな、でも似たようなものでしょ


1999年12月 1日

ダンプ8台分くらいのEMぼかし肥料
EMぼかし有機肥料の山

岡田農場ではEMぼかしの有機肥料を使っています、しかし最近調べれば調べるほどEM菌というものが、あやしく思えてきます。
EM菌のメリットとして、「醗酵を促進させる」、「堆肥の臭いがなくなる」、「土質を改良して(よい微生物を増やして)稲を健康にする」、「飲むと風邪をひかない」?、「車のラジエターに入れると燃費が良くなる(笑)(ガソリンタンクじゃないところがミソですね)」(←私が信じていた順番に)、などなど聞いたり読んだりしましたが、1つずつ信じられなくなって、今では3つのうち1番目の「醗酵を促進させる」も、どうかな?と思っています。
我家では有機肥料を使い始めて、たしかにお米の味が良くなった(←主観)と思うのですが、EM菌を入れなくても結果は変わらないんじゃないかとも思います。
試してみればいいんでしょうけどEMぼかしを少量作るのも難しいし、すでにすべての田んぼに入っているので今年だけ試しても去年までの効果がどれほど残っているかわからないし、うーんです。
もともと宗教がらみというのもあやしいし、あちこちの農業試験場で試験しても、題目どうりの結果がでた話聞かないですからねえ、それどころかどの項目もEM菌を入れないものと区別がつかないって話しだし、、、
まあ入れないものより悪くなったという話も聞かないんですけど、おかねかかってますからねえ
あとEM菌は微生物ですから増やせるわけです、最初に作ったぼかしを半分使ったら、それを種にまた作って、またそれを種にして、、、とずーっと続けられるわけです。
今まではずぅぅぅっと使えば変質するだろうと思って、1年に1度、10リットルずつ買って春と秋に5リットルずつ使ってきましたが、うーんもう買うのやめようかなぁ、と思っています。
さて、今はまだ岡田農場のお米はEM菌使用といえると思いますが、このままEM菌を買わずに自分で増やしていった場合、最後まで「EM菌使用」といえるのでしょうか?

お金さえかからなければEM菌もいいと思うんですけど


1999年11月22日

岡田農場のコシヒカリは無農薬ではありません、でも減農薬、低農薬と言えるのでしょうか。
よく減農薬のチラシなどで除草剤一回とヘリ防除だけです、などと書いてありますが、それって普通の使用量じゃないですか、岡田農場ではその他薬を使わなければどうしても倒れてしまう田んぼに倒伏防止剤を使っていますが基本的には減農薬です(笑)。
またおそらく田んぼに入る前の種の殺菌(いもち病などの病気を防ぐために使います)や殺虫剤(イネミズゾウムシ、イネアザミウマなど)などは数に入ってないんじゃないでしょうか。
農薬を使うのなら規定の使用量を使わなければ意味がないし、無農薬といっても回りの田んぼは農薬を使っているのですからあまり意味が無いと言うよりも、もしすべての田んぼが無農薬になったら病気が流行って全滅に近い被害が出ると思います。(一人くらい予防接種を受けなくても病気は流行りませんが全員が受けなければどうなるでしょう)
もちろんちゃんとした知識を持って無駄な農薬を使わないことは大事だと思いますが、普通の農家は皆やっているでしょう、農薬を使えば手間もお金もかかるんですから。

岡田農場のお米は無駄な農薬を使わないという意味において低農薬です


1999年11月20日

今日は消防団の親善ボーリング大会、わが第7分団は見事優勝!と言いたいところですがブービー賞にもとび賞にも引っかからずなにもなしで帰ってきました。
しかしいよいよ消防団も、後継者がいなくて困っています、昔からの家の長男だけが入るというルールを変えたいんですが、なかなかそうもいきません
そりゃそうですよね、サラリーマンの家に電話して「お宅の息子さんを消防団に入れてください」なんて言っても言われた方が困ってしまうでしょう。
でも今入っている人はみんなそう言われて入っているんですけどね
3〜4年に一回くらい問い合わせはあるんです、「入りたいんですが」と、大変ありがたい申し出なんですが、問題なのが年齢です。外から見ると消防団は「酒ばかり飲んで火事になってもただ回りで見てるだけ」などといわれますが、けっこう夜に集まって訓練したり、火事でも最後まで残ってかたずけたり、大水が出れば一晩中土嚢を作ったりしています。サラリーマンが定年になって余裕が出来てボランティアをしようとしても消防団はこまります、何話して良いかわからないですし、、、、、、まあ体力的なことだけではないんですが、40台以上の人の消防団の受入態勢が無いんですよねえ
というわけで

高野山小学校の学区内で20代の人、消防団に入りませんか?


1999年11月17日

 米作りには職人も名人もいません、どんな人でも一年に一回しか採れない米を100回採ることは出来ないのです。
料理でも芸術でもスポーツでも100回でも千回でも練習して上手になっていくのに。
私など15歳から始めたとしても、やっと20回です、だからこそ一回1かいの米作りを大切にして細かなことでも記録して将来を見つめて試すところは試していかなければなりません
  コツといわれるものはあるかもしれませんが、勘などの入る隙間はないとおもいます